去年10月にプロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから2位指名を受けた佐伯鶴城高校の古川雄大選手。憧れだったプロの舞台に向けて決意を語りました。
渡辺アナ:「改めて指名を受けた瞬間、そして入団会見もありましたがどうですか」
古川雄大:「すごくうれしかったですね。自分の夢が叶ったことなので」
古川選手は高校通算21本塁打、50メートル6秒の俊足で走攻守3拍子そろった外野手。身長186センチ体重90キロの恵まれた体格と身体能力が高く評価されています。

渡辺アナ:「会見でユニフォームに袖を通しましたけど」
古川雄大:「自覚が芽生えたというか鏡でバッと見たときにうわっとなりました。プロ野球選手だって。ずっと夢って親にも語ってたのでその姿を晴れ舞台で見せることが出来たので良かったなと思います」
渡辺アナ:「入団会見で同期のみんなに会ったと思いますが」
古川雄大:「まず一番最初に思ったことはみんな面白いです。みんな初対面の方にもゲラゲラ笑って同期に恵まれた感じはしますね」
一方で、ドラフト1位の早稲田大・蛭間拓哉外野手をはじめ、大学生ルーキーとの差も感じたといいます。
古川雄大:「野球に対しての考え方が高校生と大学生の4年間の違いというのはすごく感じました。蛭間さんとかやっぱり野球勘とか聞いたんですけど、バッティングの理論とかすごく勉強になりましたし、他にも大学生組は体の厚みが全然違いました。そこを埋められるように頑張ろうかなという感じです」
西武のキャプテンは、同じく大分県出身の源田壮亮選手。恩師が同じということもあって、このオフに一足早く顔合わせが実現しました。
古川雄大:「やっぱりカッコいいですね。胸を借りると言いますが、自分が源田さんの後ろで守れるような選手になるようしっかり練習していきたいです」
源田壮亮:「爽やかな好青年だなと思いました。自分の色を出して自分の個性をしっかり出してどんどんアピールしていってもらって一緒に試合に出られたらうれしいですね」

「地元からプロに行きたい」という思いから、佐伯鶴城に進学した古川選手。夢のスタートラインに立ち思いを新たにしています。
古川雄大:「高校のときも考えていたプロ野球選手として『佐伯に感動を与える』のが自分の使命だと思ってるので、そこは日本代表だったりそういうのに選ばれて、また佐伯がもっと活気づければいいかなって思います」
古川雄大:「自分が考えた言葉は球界最強です。今まで(ソフトバンク)柳田さんをずっと憧れとしてやってきて球界最強と言われているのが本当にカッコいいと思ってそれが憧れでやってきたので、将来の目標は球界最強の柳田ではなくて古川と呼ばれるような選手になりたいです」
