1月9日、きょうは成人の日です。青森県内は8日と9日の2日間であわせて23の市町村で二十歳を祝う式典が行われ、新成人が大人としての一歩を踏み出しました。
新型コロナの感染対策のため、「はたちのつどい」は出身中学校ごとに20か所で分散開催となった青森市。各学校ごとに立ち上がった実行委員会の新成人が受け付けから司会までを担当し、手作り感溢れる式典となりました。
※会場アナウンス
「新型コロナウイルス感染症対策のため、大声での私語や歓声は慎むようにお願いいたします」
※青森市の出席者は
「他の中学校の友達もいるのでちょっと寂しいが、逆に母校の友達に焦点をあわせられるので長所短所があっていいと思う」
新成人たちは、中学校時代の写真を見たり当時の学年担任との交流を楽しんだりしていました。
※青森市甲田中学校新成人代表 菅井壱太(すがい・いった)さん
「自分をしっかりと持ち、責任ある行動を周囲の人に心を配った対応ができるそんな大人になっていきたい」
また、八戸市は感染対策のため成人式を市公会堂で午前と午後の2回にわけて、節目を祝いました。
※八戸市の新成人は
「いっせいにやると感染が広まるのもあるので、分けてやった方が落ち着いてできるのでいいと思う」「(コロナ禍で)いろいろ我慢してきたものがあると思うのですが、親を旅行に連れて行って、親孝行したい」
弘前市も、二十歳の祭典を2回に分けて開き、新成人たちは将来の夢に向けて決意を新たにしていました。
※弘前市の新成人は
「市役所で働きたいと思っているので、弘前にいっぱいある文化財を守っていけるように頑張りたい」「将来の夢は消防に入ることなので、人を救っていける人になりたい」「いろんなことを支えてもらって生きてきたので、今後は自分が支えられる人間になりたい」
新型コロナの影響で式典の形は変わってはいますが、新成人たちは晴れやかな表情で式へ望み、二十歳の誓いを胸に新たな一歩を踏み出しました。














