サッカー女子日本代表“なでしこジャパン”の新監督に就任した狩野倫久氏(49)が18日、都内で会見を行い「私達が掲げる最大の目標は、2027年ワールドカップブラジルワールドカップ優勝です。すなわち、世界一奪還です。そこにアグレッシブで躍動感のあるフットボールでチャレンジしていきます」と、意気込みを語った。
狩野監督の下、新たなコーチとして元日本代表の内田篤人氏(38)、なでしこジャパンで2011年W杯優勝メンバーの近賀ゆかり氏(42)が加わることが発表された。男子日本代表の経験者、なでしこジャパン優勝メンバーがコーチになるのはともに史上初の事となる。
内田コーチの就任について、狩野新監督自身が打診したという。内田氏は2024年10月のなでしこジャパンの合宿にコーチとして参加し、指導にあたった。「(2年前の)10月に彼が一度コーチとしてついていただいたときに、本当にいいアプローチをしてもらい、一緒になって戦って韓国に勝利した。その中で私は今回彼にお願いをしました」と、新監督は打診の理由を明かした。
「彼が一度難しいんじゃないかという話があったんですけども、私自身がどうしても彼のそういった世界の基準であったり、彼のアプローチ、指導者としてのポテンシャルというものでなでしこジャパンに本当に良い影響を与えてくれる。世界一を取るためには、彼が必要だということで、強く彼にもお願いした」と話し、合意に至ったという
内田氏は「チームとして、そして選手一人一人がさらに成長していけるよう、全力でサポートしていきます。再び日の丸を背負い世界と戦えること、そしての狩野倫久監督のもと、世界一奪還を本気で目指すチームの一員になれることに、今から大きな期待と責任を感じています。頑張ります!」と、コメントを寄せた。
なでしこジャパンはN.ニールセン前監督(54)のもと、3月に行われたアジアカップを制覇。しかし4月2日に前監督の退任を発表した。後任は未定としながら、12日からのアメリカ遠征は、当時コーチだった狩野氏が監督代行として指揮を執り、アメリカとの3連戦を1勝2敗で終えた。
狩野新監督率いる新生なでしこジャパン(FIFAランク5位)は、6月6日に大阪のヤンマーハナサカスタジアムで南アフリカ代表(同58位)との国際親善試合を行う。来年6月には南米大陸で初開催となるワールドカップのブラジル大会が控えている。2011年の世界一から16年ぶり2度目のW杯制覇を目指す。














