壁や柱を共有し、隣接する長屋造りが…



近くに住む人:
「誰か1人から火が出たら終わりやわ。長屋みたいもん、ここみんな。ひっついとるもん」



延焼した住宅の多くは、壁や柱を共有し隣接している「長屋造り」となっていて、被害が拡大した要因とみられます。

富山県によりますと、去年1年間県内の火災の発生件数は前の年より減少したものの、火災で亡くなった人は6人増えています。

出火原因は灯油ストーブなどの暖房器具や、電気配線によるものが多いということです。


富山県消防課 紺谷健也さん:
「寒い時期になって暖房器具を使う機会が多くストーブが原因の火災が多く発生しています。ストーブの近くで燃えやすいものを置かないとか、ストーブの上で洗濯物を干さないなど暖房器具まわりの注意が必要です」