きょうの東京市場では株式・国債・円がそろって売られるトリプル安の展開となっています。長期金利はおよそ29年ぶりの水準となる2.73%をつけ、株価は一時1700円以上値下がりしました。
きょうの債券市場で、長期金利の代表的な指標である10年物国債の利回りは一時2.73%まで上昇しました。1997年以来、およそ29年ぶりの高い水準です。
国債は売られて価格が下がると利回りが上昇する仕組みで、イラン情勢の悪化にともなう原油価格の高騰で物価高が加速するとの懸念が強まり、債券が売られています。
さらに、政府が補正予算の編成を検討していると伝わったことも債券売りに拍車をかけ金利が上昇しました。長期金利の上昇は株式市場にとっても重しとなっています。
最高値圏で推移してきた日経平均株価は、一時1700円以上値下がりする場面もありました。結局1244円安い6万1409円で取引を終えています。
さらに、外国為替市場では円も売られ、一時1ドル=158円60銭台まで円安が進みました。株式・国債・円がそろって売られるトリプル安は「日本売り」とも言われ、日本経済への警戒サインが点灯しています。
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