船は「1キロ流された」 厳しかった海況
通報内容
「辺野古のボートツアーに参加していたが、乗っていた船が大きな波に呑まれて、全員船から落とされた」「今は浅瀬にいて、近くの島まで泳いだほうがいいですか」
海上保安庁が開示した通報記録7件のうち、高校生からは3件。残りは警察や消防からで、運航団体や学校からのものはありませんでした。海上保安庁の記録によれば、事故直前の午前9時48分、警備中のゴムボートが拡声器で「本日は波が高いので十分に注意してください」と安全指導をしていました。
10時10分に「不屈」が、2分後に「平和丸」が転覆。救助に向かった海保のゴムボート10隻は、高波を避けるため大きく迂回することを余儀なくされ、現場に到着したときには1隻目の転覆から10分が経過していました。
消防の報告書では、当時の海の状況を
「フィンを着装ししっかり泳いでいないとすぐに流されてしまう海況」と記され、最初に転覆した「不屈」は陸側に約1キロ流されていることが記録されていました。
県議会の議員連盟が行った海上保安庁への聞き取り調査(非公開)でも、救助側のもどかしさが語られたといいます。














