屋久島沖で2023年、アメリカ軍の輸送機オスプレイが墜落し、乗員8人全員が死亡した事故で、第十管区海上保安本部はきょう15日、機長は特定できなかったとし、被疑者死亡のまま業務上過失致死傷などの疑いで書類送検しました。
この事故は2023年11月29日、屋久島沖でアメリカ空軍横田基地所属のオスプレイが墜落し、24歳から36歳の乗員8人全員が死亡したものです。
アメリカ空軍は事故調査で、エンジンの動力をプロペラに伝えるギアの「壊滅的な破損」と、警告灯が何度も表示されたにも関わらず機長が飛行を続けたことが、墜落原因だったとしています。
事故からおよそ2年半経った15日、第十管区海上保安本部は、当時の機長について、「速やかに緊急着陸すべき注意義務があった」などとして、被疑者死亡のまま、業務上過失致死傷などの疑いで鹿児島地検に書類送検しました。
ただ、十管本部は機長の氏名を「不詳」としていて、「アメリカ軍側から情報提供がなく、特定に至らなかった」としています。
鹿児島地検はきょう5月15日付けで事件を受理していますが、詳細については「捜査中のため、回答を差し控える」としています。














