ウクライナでロシア軍による最大規模とされる攻撃があり、キーウでは16人が死亡しました。南部では国連機関の車両にも被害が出ています。

ゼレンスキー大統領は、ロシア軍が13日から14日にかけて、ドローン1567機とミサイル56発で攻撃を行ったと明らかにしました。ロイター通信は、2022年の侵攻開始以降、最大規模の攻撃だとしています。

キーウのほか、北東部・ハルキウ州や西部・リウネ州など各地に攻撃があり、非常事態庁によると、キーウでは子ども2人を含む16人が死亡しました。行方不明者の捜索が続いていて、死者はさらに増える可能性があります。

ゼレンスキー大統領はキーウの集合住宅に落とされたミサイルは今年製造されたものだとし、「これはロシアが制裁下でもミサイル製造に必要な部品や資源などを輸入できていることを意味する」と指摘。各国に対し、「ロシアの制裁回避を阻止することが優先事項でなければならない」と訴えました。

また、南部・へルソン州では、OCHA=国連人道問題調整事務所の車両がドローンによる攻撃を受けました。8人が乗っていましたが、けが人はいないということです。

ウクライナに駐在するOCHAの代表は「民間人や人道支援を行う人に対する攻撃は到底容認できない」と訴えました。

一方、ロシア国防省は、ウクライナによるロシアの民間施設に対する攻撃への対応として、ウクライナ軍が使用する燃料や輸送のインフラを標的に攻撃を行ったとしています。