きょう午前、栃木県上三川町の住宅に複数人が押し入り、住人3人がバールのようなもので次々と殴られ、60代の女性が死亡しました。警察は「強盗に関わった」と話す自称10代の男を確保し、強盗殺人事件も視野に捜査しています。

事件は周辺に田んぼが広がるのどかな地域で起きました。きょう午前9時半ごろ、上三川町に住む男性から「強盗です。家族がバールで殴られた」と110番通報がありました。

警察によりますと、黒っぽい目出し帽をかぶった複数人が家に押し入り、この家に住む富山英子さん(69)を殴った後、家に戻ってきた30代と40代の息子2人を次々とバールで殴ったということです。

住宅で殴られた富山英子さん(69)は1階のリビングで倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡。また、30代と40代の息子2人も頭などにけがをして病院に運ばれています。

押し入ったとみられる人物を目撃した人は…

「あの辺に1人は逃げたんだよな。俺が見たの1人。ちょっと黒っぽい感じ。格好はね」

また、事件直前に現場近くの住宅では全身黒ずくめで目出し帽をかぶり、手にはバールを持った不審な人物が目撃されています。

目撃者
「人の屋敷に黙って入ってきたんだって(声をかけた)。そしたら『はい、今から頑張っていきます』ということを言って帰ったんですよね。ずいぶん若い人だなという感じではありましたね」

一方警察は、事件後に現場付近を歩いていた自称10代の男の身柄を確保しています。男は「強盗に関わった」という趣旨の話をしているということです。

警察は、男に事情を聞くとともに強盗殺人事件も視野に逃げた人物の行方を追っています。