宮城県石巻市内の生鮮魚介卸売会社の丸信水産は5月13日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入りました。負債額は約6億円です。
民間の信用調査会社帝国データバンクによりますと、丸信水産は宮城県石巻市で1907年に創業し、魚市場から直接、カツオや銀ザケを仕入れるほか、県外で水揚げされた秋サケやタラを仲買業者から仕入れ、出荷していました。
しかし、2000年代後半から気候変動による水揚げ量の減少などで取り扱う魚の相場が高騰した一方で、国内での需要が低迷したことから利益を出しにくい状況に陥りました。
また、東日本大震災では本店と工場が全滅し、1か月後に事業を再開したものの、原発事故に伴う風評被害の影響で赤字が出るようになりました。
その後は石巻近海でのサケやタラの不漁により業績が悪化し、2025年5月期には売上高が約6億3000万円とピークだった2006年5月期と比べ、16億円あまり減少しました。
3億円を超える債務超過となり資金繰りが難しくなったことから、5月13日までに事業を停止し自己破産申請の準備に入りました。負債は約6億円です。














