アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席による首脳会談が北京で始まりました。中継です。
トランプ大統領は日本時間午前11時ごろに人民大会堂に到着しました。現在、習近平国家主席との首脳会談に臨んでいます。
9年ぶりに北京を訪れたトランプ大統領に対し、中国側は盛大な歓迎式典で出迎え、両首脳の友好ムードを演出しました。
また、習近平国家主席が入国禁止の制裁対象に指定していた対中強硬派のルビオ国務長官と握手する場面もあり、アメリカへの配慮が感じられました。
ただ、両国の間には懸案が山積みです。
会談でまず、焦点となるのはイラン情勢です。アメリカとしてはイランに対して大きな影響力を持つ中国に対し、イラン情勢の打開に向けて協力を得たい意向があります。
また、中国によるイランからの原油の購入についても、イランを経済的に支えることになっているとして、止めるよう圧力をかけることも想定されます。
ただ、トランプ政権としてはイラン情勢の打開に向けて中国側の協力を得たい一方、「借り」を作りたくないという思いもあり、アメリカにとっては扱いが難しい議題とも言えます。
そして今回、具体的な成果が出ることが予想されているのが経済分野での「ディール」です。トランプ氏は中国から大豆などの農産品や、航空機の購入拡大を取り付けたい意向で、11月に中間選挙を控える中、アメリカ国内向けのわかりやすい成果としたい考えです。
一方、中国側が最も重要視しているのが台湾の問題です。中国側は経済面での成果と引き換えに、台湾への武器売却などの問題でトランプ氏に譲歩を迫る可能性も指摘されています。
トランプ政権の高官は台湾問題について政権の立場は変わらないと話していますが、トランプ氏がどのような表現で台湾に触れるかも大きな焦点となっています。
首脳会談の終了後には習主席が北京市内の世界遺産、天壇公園にトランプ氏を案内することになっているほか、夕食会も開かれる予定で、両国は首脳間のつながりを深め、関係安定化につなげる構えです。
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