あすに迫った米中首脳会談。議論のポイントはどこになるのでしょうか。北京支局の中原記者に聞きます。
首脳会談で注目されるのが、アメリカによる台湾への武器輸出です。トランプ大統領は訪問に先立ち、台湾への武器輸出について「習主席と議論する」と述べました。
中国は、アメリカによる台湾への武器輸出に一貫して反対していて、今回の会談でトランプ大統領から何らかの譲歩を引き出したい狙いがあります。
アメリカの政府高官は「台湾問題について、これまでの政策を変更することはない」と話す一方、「習主席と議論する」というトランプ大統領の発言は「台湾への武器輸出について中国側と事前協議を行わない」とする従来の方針に反するとして、アメリカ議会の反発を招いていて、会談での発言に注目が集まっています。
Q.イラン情勢についてはいかがでしょうか?
トランプ大統領はイラン情勢についても「じっくり話す」とする一方、戦闘終結に向けた協議に中国側の協力は「必要ない」との考えを示しています。
中国としては、友好国であるイランへの働きかけを台湾問題でアメリカに譲歩を迫るカードとして利用したい思惑もあるのではないかと考えられます。
Q.貿易・経済面で進展はありそうですか?
今回の会談で何か成果があるとすれば、貿易・経済面です。中国によるレアアース関連の輸出規制や、アメリカによる関税などの課題があるなか、両国の貿易に関する新たな枠組みの創設や大豆などの農産物の輸入拡大を通じて、両国の利害を一致させるとみられます。
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