宇宙産業への期待が高まる和歌山県で、高校生が人工衛星の製造に挑戦します。

人工衛星の模型を手にとりじっくり観察するのは和歌山県立田辺工業高等学校の生徒たち。この高校では13日から「宇宙教育」の授業が始まりました。

和歌山県といえば今年3月、民間ロケット「カイロス」の3度目の打ち上げ挑戦が行われるなど、宇宙産業を盛り上げようという機運が高まりつつあります。

この高校では、そうした産業を担う人材を育てようと、衛星打ち上げ事業を行う東京都の民間企業の担当者らを講師に招き、3年生を対象に原則週に1回、授業を行うということです。

生徒たちは1年かけて超小型人工衛星の製造に取り組む予定で、13日は宇宙と地球の環境の違いなどについて学びました。

(生徒)「やるからには全力でしっかり勉強して、一年の終わりに完成させられるように」

また、企業側も生徒たちの成長に期待を寄せます。

(SpaceBD教育事業ユニット 岸本真生子さん)「人工衛星の作り方がわかることによって、モノづくりに入っていくときに全体を俯瞰して見られる人材になるのでは」

和歌山県内の高校生が人工衛星の製造に取り組むのは初めてだということです。