カルビーは今月25日から順次、ポテトチップスやかっぱえびせん、フルグラなど14品のパッケージを、従来の多色刷りから「白黒」の2色に変更することを決めました。関係者によると、原因は「中東情勢の影響でナフサを原料とする印刷インクなどの調達が不安定になっているため」だということです。

 ナフサはガソリンに似た透明な液体の石油製品の1つです。ポリ袋や洗剤など身近なものの多くに使われています。

 先月30日、高市総理は「ナフサ由来の化学製品の供給は、年を越えて継続できる見込みとなりました」と述べていましたが、現場には不安感が広がっています。

 ナフサをめぐり、今後どのような影響が生じ得るのか?石油産業史が専門の桃山学院大学・小嶌正稔教授の解説をもとにまとめました。