35万2669トン。何の数字なのか分かりますか?
こちらは、2024年度の宮崎県内の一般廃棄物、いわゆる家庭などから出る一般ゴミの量なんです。
この一般ゴミの排出量は年々減っていて、20年前と比べるとおよそ3割減少しています。
こうした傾向は県内だけではなく、全国でみられているのですが、なぜ、一般ゴミは減っているのでしょうか?
宮崎県内の一般ごみの総排出量の推移です。
20年前は40万トン台でしたが、徐々に減少し、2024年度にはおよそ35万トンまで減りました。
人口が減っていることも要因の一つですが、1人当たりのゴミの排出量も減っているようです。
(宮崎県循環社会推進課 赤松拓朗主幹)
「4Rの推進の取り組みが県民の方に広く浸透していただいて、県民ひとり一人がゴミの排出目標に向けて意識を持って取り組んでいただいた結果だと考えている」
4Rとはリデュース、リサイクルなどのゴミ削減に向けた行動指針。
特に、最近は不要になったものを売買したり譲渡したりするアプリやサービスが増えたことも一般ゴミ減少の要因と考えられています。
(宮崎県循環社会推進課 赤松拓朗主幹)
「環境に関して社会情勢が変化していった結果、そういったアプリなどが普及していって、県民や国民の皆様が意識を持って取り組める状況になってきているのではないかと思います」
実際、県内では、リサイクル率が高い自治体でゴミの排出量が少なくなっている例もあります。
こちらは県内9つの市の1人1日当たりのゴミの排出量。
多くの自治体が1キロ前後ですが、小林市はなんと364グラム。
県平均の3分の1ほどとなっていて、すべての市町村で最も少なくなっています。
小林市では2005年から、生ごみを可燃物と分けて回収するなど分別の種類は7種25品目にも及び、リサイクル率は2024年度で県平均を大きく上回るおよそ48%となっています。
県は、2030年度までに一般ゴミの総排出量を30万9000トンまで減らす目標を掲げています。
(宮崎県循環社会推進課 赤松拓朗主幹)
「実際にゴミの処理にあたる市町村や関係機関と連携しながら、ゴミの発生抑制、そして、再生利用の推進に努めたいと考えている」
【参考】
宮崎県内で一人当たりのゴミの量が最も少ないことについて、小林市の担当者は「生ごみを分別してたい肥化していることが理由ではないか」と分析していましたが、「環境に対する市民の意識が高い」とも話していました。
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