スポーツ選手が社会の中で出来ること

高柳光希キャスター:
今回、池江璃花子選手の取材を担当した「Nスタ」スタッフで、リオオリンピック元競泳日本代表、そして前回のアジア大会では銅メダルを獲得した、今井月さんです。

今井さんは小学生の頃から池江選手と親交があるということですが、今回取材してみて、何か感じたことはありましたか?

TBS報道局「Nスタ」今井月 アシスタントディレクター:
オフや練習のシーンは、かなりリラックスして、ありのままの姿を取材することができました。病院訪問は、辛い闘病生活を思い出してしまうのではないかと複雑な感情も持っていたと思いますが、前向きに取り組んでくれました。

病院訪問で池江選手は、急性リンパ性白血病に向き合っている、りかさん(12)から折り紙で作った手づくりの花束とメダルをプレゼントしてもらいました。

その裏には「これからも応援しています。頑張ってね」と書いてあり、りかさんもアジア大会の池江選手の姿をすごく楽しみにしていて、「推し活を頑張る」とおっしゃっていました。

井上貴博キャスター:
最近は、スポーツ選手が様々な施設に訪問することが増えているようです。どんどん社会を巻き込んでいく流れになっているのはすごく心強いなと思います。

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
スポーツってそもそも社会の中にあるからこそ、スポーツ選手ができることってたくさんある。自分の発する言葉の意味をわかってくれる相手と繋がるのはすごく大事なことで、池江選手にとっても、りかさんにとっても、お互い「サイゼリヤ」の言葉の意味、「唐揚げ」という言葉の意味の厚みが、お互いがわかるという、その意味では多分今回、今井さんが帯同されたこともおそらく池江選手にとって、意味がわかってくれる相手と共有できる空間っていうことは見ていて思いました。