2009年にも生徒死亡の事故 しかし安全対策の「統一ルール」は存在せず

 遠征移動の安全対策に関しては、実は「国のルール」が存在しません。

 2009年7月には、夏の高校野球県大会の開会式に向かっていた柳ヶ浦高校(大分県)のバスが横転し、高校生1人が死亡、46人が重軽傷を負う事故が発生。この時、バスを運転していたのは高校の教諭でした。

 この事故を教訓に遠征移動のルールを整備した学校もありますが、統一的な安全管理マニュアルはいまだ存在せず、学校の経済事情や現場の裁量に委ねられているのです。