記者 全国では5期目、6期目を務めていらっしゃる首長さんもいらっしゃると思うんですけども、長期になると多選の是非っていうのが相当に上がってると思うんですけども、市長としては多選についてどのようにお考えでいらっしゃるかというところを伺っていきたいと思います。

福岡市 高島宗一郎 市長

前提としては市民の皆さんが決めることだと思いますが、一般論として、首長は予算権、人事権、政策に対する提案権といった強いものを持っています。よその国などでは期数制限がありますが、日本にはありません。諸外国において期数を制限しているのは、やはり首長の強い権限があるからだと認識していますので、それを前提として多選がどうなのかといえば、そのような感想を持っています。強い権限を一人の人が持ち続けるのはどうなのかという議論があることは、しっかり把握しております。

記者 最近の各地を見てますと、長年手腕を担ってきた人が5期目、6期目をされるという例も増えてきているように見られるなという傾向あるんじゃないかと思うんですけれども、なかなか後任の方が出てこないというような背景があるのか、あるいは住民の方からの期待が高くなってなかなか引退しにくいであるとか。周りの首長さんとかで、首長を継続する中で、どういうふうにスマートにバトンタッチしていけばいいのか、もしくは続ければいいのかみたいな、何か悩まれているとか、そういったお話をされるようなこととかありますか。

福岡市 高島宗一郎 市長

長く務めている方とお話をする機会があまりなく、どちらかというと期数が浅い方や、若くして首長になった方などとコミュニケーションをすることが多いです。私自身も、当時福岡市の市政信頼度が40パーセントだった中で刷新が求められ、若く、経験に染まっていないというところで出てきました。そうした若い首長が全国で増えていくことや、いろんなジャンルの方から出てくることは、一般論として非常に大事なことだと思い、これまでも活動を続けてきています。