2025年9月、静岡県焼津市の解体工事現場で当時17歳の作業員が12メートル下に転落し死亡した事故で、島田労働基準監督署は2026年5月11日、下請け業者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

労働安全衛生法違反の疑いで静岡地方検察庁に書類送致されたのは、静岡県富士市の解体工事業者です。

島田労働基準監督署によりますと、この業者は2025年9月30日、焼津市内で行われていた会社建屋の解体工事現場で、作業員に命綱などの「墜落制止用器具」を使用させなかった疑いが持たれています。

この現場では、地上から約12メートルの高さで外壁の撤去作業をしていた当時17歳の作業員が、地上に転落して死亡しました。

労働安全衛生法では、高さ2メートル以上の場所で作業をする際、手すりの設置や命綱などの墜落防止措置をとることが義務付けられていますが、事故当時、現場ではこれらの安全対策が十分に講じられていなかった疑いがあるということです。