カスハラから従業員を守るために

今回取材した利根川産業は、飲食店などから出る『事業ごみ』を収集しています。そのため、直接のお客さんはお店の方、つまり事業者となるのですが、事業者には感謝されるけれど、周りにいる通行人などから、暴言や鼻をつまむジェスチャーなどをされることがあるそうです。

こうした中、利根川産業では、カスハラから従業員を守るためにあるシステムを導入しています。

株式会社利根川産業 取締役部長・利根川靖さん
LINEのビジネス版でLINE WORKSというのがあり、それでドライバーさんとのコミュニケーションを取っています。従業員がなるべく1人で抱え込まないようにシステムを使って報告をしたり、こういったことがあったという話を他の従業員にも共有したりしてもらっています。

さらに利根川産業はLINEWORKSから送られてきた従業員の体験を基に、TikTok などSNSのショート動画で、こういったカスハラの実例を発信しています。動画のコメントでは、家庭ごみを収集する同業者からも共感の声が多く届くそうです。

SNSを運営する広報部の担当者は、「私たちの発信で、ブルーカラー、エッセンシャルワーカーは底辺職ではないというところを伝えていきたい」と話してくれました。