【第1回】1枚のSNS投稿
事件発生時の状況について、捜査機関や関係者への取材、共犯の女(当時19歳・懲役23年が確定し服役中)の裁判員裁判で明らかにされた内容から整理した。
2024年4月18日夜、当時17歳の女子高校生がSNSに1枚の画像を投稿した。写っていたのは、女が飲食店内で麺を箸で持ち上げている様子。
女は、北海道旭川市の無職・当時21歳の内田梨瑚被告。顔は、麺と箸で隠れていた。
画像を撮影したのは、飲食店で内田被告と一緒にいた当時16歳の少女(以降=少女Y)で、少女YとSNS上でつながりのあった女子高校生が無断でSNSに投稿したものだった。
投稿から約1時間後、自分の画像が投稿されていることを知った内田被告は、投稿した女子高校生に連絡をしてくるよう指示。
女子高校生は内田被告に電話をかけ、無断で投稿したことを謝罪したが、内田被告は金品を要求した。
そのうえで、留萌市内の道の駅に女子高校生を呼び出し、内田被告と4月に入って何度か会っていた当時16歳の少年(以降=少年X)とともに、自身が普段使用している軽乗用車で旭川から留萌に向かった。
内田被告と少年Xは留萌市内の道の駅で女子高校生と合流した。
「お前、黙って乗ってろよ、バッタバタ(暴力を振るう)にしてやるから」
内田被告と女子高校生が顔を合わせたのは、この時が初めてだった。
内田被告は、女子高校生を助手席に乗せ、旭川へ向かった。女子高校生の「監禁」が始まった。
女子高校生は車から逃げ出そうとするが、暴行を加えて阻止し、携帯電話を取り上げた…














