津波の浸水域にある宮崎県串間市の小学校で、8日、津波の発生に備えて、近くの高台まで走って避難する実践的な訓練が行われました。

(都城支社 武澤直穂記者)
「海岸からおよそ150メートルで、津波の浸水想定区域にも含まれている串間市の小学校で今から実践的な避難訓練が行われます」

海抜4メートルに位置する串間市の金谷小学校は、毎年3回、津波を想定した避難訓練に取り組んでいます。

8日の訓練には、全校児童9人が参加。
地震により津波が発生するおそれがあるという想定のもと、児童たちは、まず、ライフジャケットを着用。

その後、指定避難所となっている老人ホームまで走って避難しました。

(武澤記者)
「今走って、標高23メートルの避難所に着きました。かなり坂道できつかったです」

8日は、避難の指示が出てから、4分50秒で高台への全員の避難が完了しました。

(児童)
「大変だった。素早く移動すること(を意識したい)」
「坂はきつかったけれど、本当に地震が起きた時はこういう感じで登りたい」

また、金谷小学校では、児童たちが家庭で準備した非常食を避難所に保管していて、8日は、賞味期限が近い非常食を入れ替える作業も行われました。

(児童)
「パンとかごはんとかごはんにかけるしゃけとかを入れている」

(金谷小学校 西本真美校長)
「いつ、何が起きても、落ち着いて自分の命を守ることができるように学校でも呼びかけていきたい」

金谷小学校では、こうした避難訓練や、地域と連携した防災教育などを通して、災害に備えたいとしています。