宮崎市は、検討を進めていた公共施設の見直しなどの最終評価を、8日、発表しました。
市が、閉館の方針を示していた大淀川学習館は、一転して、継続されることになりました。
一方、宮崎科学技術館は、リニューアルのため、来年度の途中から、およそ2年間休館します。

開館から30年以上が経っている宮崎市の大淀川学習館。

建物と展示物の劣化が進み、多額の改修費用が必要なため、宮崎市は、今年2月、施設を閉館し、宮崎科学技術館に機能を集約させる方針を示していました。

しかし、その後のパブリックコメントで、施設の継続を求める意見が多く寄せられたことから方針転換し、当面、継続することを決めたということです。

(宮崎市 清山知憲市長)
「市民の皆さまの声を無視する訳にはいかない。(大淀川学習館を)今後も存続していくのであれば、どうすれば存続していくことができるのか、市民の皆さんとも考えていきたい」

この決定を受け、大淀川学習館の館長は…

(大淀川学習館 岩切康郎館長)
「大淀川学習館のスタッフ一同喜んでおります。市民の皆様の期待に応えられるように、新たな価値を見出すような企画イベントを今後提供していきたいと思う」

大淀川学習館は、現在、無料で利用できますが、市は入館料の導入を検討しています。

また、大淀川学習館の継続に伴い、宮崎科学技術館は、機能を集約することなく、およそ20年ぶりにリニューアルされます。

事業費はおよそ30億円。
地元企業などと連携し、「宇宙科学」や「生命・医学」などをテーマにした新たな展示を設けるほか、プラネタリウムもリニューアルするということです。

(宮崎市 清山知憲市長)
「子どもたちの学びはもちろんですが大人の方々や県外からの観光客も楽しむことができるようなエンタメ交流拠点としても価値を高めていきたいと考えております」

宮崎科学技術館は、リニューアルに伴い、来年度の途中からおよそ2年間休館。2029年度中のオープンを予定しています。