長野市の善光寺で正月恒例の「びんずる廻し」が行われ、参拝者が1年の健康を願いました。

「びんずる廻し」は善光寺本堂の入り口近くにまつられている木製の「びんずる様」の像を台座ごと引き回す行事です。

毎年1月6日の夜に行われていて、職員や希望者が綱を引いて本堂の中を3周回りました。

(参拝者)「足の指のへんのところにしもやけができちゃって、治したいからなでた」

(参拝者)「診察券5枚もあるんですよ。ということは医者に5か所もかかっているんでね。健康で1年過ごせればいいかなと思っています」

「びんずる様」はなでた場所の痛みや病気が治ると言われていて、しゃもじを受け取った参拝者は頭や手足などをなでて無病息災を願っていました。