脳を若返らせる“最強”のトレーニング『遅口ことば』

例えば、『坊主が、屏風に、上手に、坊主の、絵を、描いた』。

早く言いたくなりますが、「できるだけゆっくり」読んで、なおかつ「が・に・の・を」などの「助詞を強く読む」のがいいそうです。

加藤俊徳医師:
ゆっくり話すと長く聞けますよね。さらに助詞を強調することによって、自分の出した声を自分でもう一度聞き直す。これが記憶力のアップにつながります。

『遅口ことば』は8つの「脳番地」全てを刺激してくれる、最強のトレーニングです。

口を動かして声に出す➡運動系
より遅く発声することを意識➡伝達系
集中力を持続するように促す➡思考系
文章に感情を込め意味を堪能➡感情系
自分の声をしっかり耳で聴く➡聴覚系
一つ一つの文字を目で追って読む➡視覚系
文章の意味を理解して解釈➡理解系
ことばを思い起こし長期記憶を刺激➡記憶系

加藤俊徳医師:
ゆっくり言うことで、自分で理解しながら話すことができますよね。屏風って何?とか想像しながら。これが“右脳トレ”になります。

身体を動かす「右脳トレ」『頭上コップ後ろ歩き』

頭の上に紙コップを下向きで乗せ、落とさないように注意しながら後ろ向きにまっすぐ歩きます。
5メートルを20秒以内で歩くのが目安です。
これにより理解系・視覚系・運動系・思考系の「脳番地」が活性化されます。
※無理のない範囲で実施してください

加藤俊徳医師:
後ろの見えてないところを想像するのに右脳を使います。ゆっくり、美しく後ろ歩きをしていただきたい。全身に注意を向けることもすごく重要なんです。

(ひるおび 2026年5月7日放送より)
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<プロフィール>
加藤俊徳氏
脳の学校代表 脳内科医 医学博士
MRI脳画像診断で1万人以上を診断・治療