「生存優先モード」への切り替えという新発見

これらの変化が示すのは、植物があらかじめストレスに備えた状態にあるということです。

つまりWS1は、乾燥に直面してから反応するのではなく、普段から「生き延びることを優先するモード」に切り替わっていると考えられます。

外見上、CとWS1の出穂期における植物体に大きな違いは見られません。しかしその内部では、代謝とタンパク質制御のパターンが異なり、水の損失を抑制するような状態に変化しています。

いわばWS1は、成長よりもストレス耐性を重視する状態に切り替わっているのです。