再審無罪となった袴田巌さんの姉 検察官抗告の禁止を訴える

1966年に静岡県で一家4人が殺害された事件で死刑判決を受け、その後、再審無罪となった 袴田巌さん。

5月3日、静岡県内で開かれた講演会で姉・ひで子さんは、検察官抗告の禁止を訴えました。

袴田ひで子さん
「(事件は)私が33歳の出来事。91歳で無罪が確定いたしました。 この58年、国は何をしたでしょう。 悪いものは改正して、 正しい法律にしていただきたいと私は思っております」

そして、7日、半月ぶりに開かれた自民党の部会。

自民党 鈴木馨祐 司法制度調査会長
「30時間近くに及ぶ、大変、自民党らしい闊達なご議論をいただいてきた」
「良い方向性を打ち出せることを私からも期待を申し上げたい」

法務省は検察官抗告の「原則禁止」などを盛り込んだ修正案を示しました。

しかし、修正案には、例外的に検察官抗告を認めることも盛り込まれたことや、法律本体の「本則」ではなく「付則」に加えられていることから、検察官抗告の「全面禁止」や「本則」での明記を求めている議員からは反発の声が上がりました。