AI生成で「過程が不明瞭」に

井上貴博キャスター:
現代政治に詳しい法政大学大学院の白鳥浩教授に聞きました。論点は2つです。

(1)自衛隊に「適したデザイン」か
(2)AIでの生成は「過程が不明瞭」に

まず、自衛隊は「専守防衛」を掲げています。一方で、今回問題となったデザインは好戦的で侵略・死を連想させる「ドクロ」が用いられています。

白鳥教授によると「自衛隊の理念から逸脱」と受け止められる恐れがあるといいます。

出水麻衣キャスター:
もう一つの論点は、部隊のロゴをAIで生成した過程についてです。

陸上自衛隊によると、今回のロゴは、隊員が生成AIに「ゾウ」「擬人化」「自衛隊」などといったキーワードを入力し作成を指示。指示を元にAIがデザインを生成し、上官がデザインやSNSでの公開を了承したということです。

白鳥教授は「AIは制作の過程がわからない上に、本来なら行われる議論がない」と指摘しています。

こうした問題を繰り返さないために検証する必要がありますが、過程がわからないため、それも難しいということです。