高市総理 憲法改正について“異例”の言及 背景に何が?

藤森キャスター:
4月の自民党大会で高市総理は「時は来ました」「何とかめどが立ったと言える状態で来年の党大会を迎えたい」と話しています。なぜ今このタイミングなのでしょうか。

TBS報道局政治部 大室記者:
まず、現職の総理大臣が憲法改正のスケジュールに言及するのは異例のことです。

言及できた背景には、衆議院選挙で大勝して、自民党だけで発議に必要な3分の2の議席を衆議院において獲得できたことがあると思います。

2027年9月には自民党の総裁選挙があります。
2027年の通常国会の間に憲法改正の発議をすることができれば、発議をした状態で総裁選に臨むことができるので、総裁選にも一定の影響を与えるでしょう。

小川キャスター:
国際情勢が大きく変化する中、現実的にどう対応するのか考えることが必要な局面に来ていると思います。

一方で、9条は平和理念を象徴してきた部分でもあるため、変わってしまうことに不安を覚える人も多く居ます。国会前で声を上げたり、静かに見守ったりしているかと思いますが、この議論に私たちはどう向き合えば良いのでしょうか。

教育経済学者 中室さん:
各党・各会派には「何をどう変えると、何ができるようになって、どのようなリスクがあるのか」を、客観的かつ具体的に示してほしいです。

特に、現憲法だと何ができないのかということや、多くの人が懸念する権力乱用を防ぐブレーキがどうなっているのかは、最低限示される必要があると思います。

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<プロフィール>
大室裕哉
TBS報道局政治部 官邸担当
高市氏を総理就任前から取材

中室牧子さん
教育経済学者 教育をデータで分析
著書「科学的根拠で子育て」