福島県郡山市の如宝寺では、新春の訪れを告げる伝統行事「七日堂まいり」が行われています。安部遼アナウンサーが中継でお伝えします。

【中継】
江戸時代から受け継がれてきた「七日堂まいり」は、コロナ前にはおよそ10万人の参拝客が訪れるほど賑わっていたお祭りです。

お寺には「馬頭観音」が祀られていて、「願い事をすると馬が駆けるように早く叶う」とされています。

新型コロナ対策として、マスク着用のほか、3年連続で、鰐口(わにぐち)の紐が外されていて、お参りの際には鰐口を鳴らさず、手を合わせて静かに参拝するようになっています。

また、人が密集しないように地面にはマークが設置され、参道に並ぶ際には間隔をあけるようにと呼びかけられています。

きょう(6日)は「一粒万倍日」と「天赦日」が重なる「最高の開運日」とも言われている日です。2つが重なる日は、大変珍しいそうです。

今年の「七日堂まいり」では去年、おととしとコロナで中止していた国認定の重要文化財「いぼなし鐘」の鐘をつくこともできます。

「七日堂まいり」はこのあとも夜通し行われ、7日午後4時まで続きます。