■陸上 第8回世界リレー2026 第2日(日本時間3日、ボツワナ・ハボローネ)
来年9月に行われる世界陸上北京大会の出場権をかけたリレー最強国決定戦“世界リレー”、日本の男子4×400mリレーが敗者復活戦で組1位で9大会連続の世界陸上北京大会2027の出場を決めた。混合4×400mリレーは上位2チームにわずか0.07秒届かず組3位、この大会での世界陸上出場権獲得とは行かなかった。
前日2日の予選では中島佑気ジョセフ(富士通)の好走などでトップ集団でアンカーまで渡ったが、最後の最後で2チームに抜かれて4位に終わった。各組上位2チームに入れば世界陸上の切符を手にすることが出来る敗者復活戦、日本は2組に入り、ポーランド、イギリスと同じ組になった。
日本の1走は林申雅(22、筑波大)、2走は吉津拓歩(27、ミキハウス)、3走は今泉堅貴(24、内田洋行AC)、アンカーは中島佑気ジョセフ(24、富士通)と予選とは2走からアンカーまでの順番を代えてきた。
スタートから1走の林は落ち着いたレースを見せて、インドの選手を見ながらしっかりと付いていった。2走の吉津はコース取りに成功、最終コーナーでインドの選手にアクシデント、2位に日本が上がった。3走の今泉はイギリス、ブラジルに付いていき序盤は3位をキープ、最後の直線でギアを入れて、トップでアンカーの中島へ。
中島は完璧なレース展開で追いすがるブラジルに合わせた走りで差を縮めさせずに最後までトップを守り、1位でフィニッシュ。シーズンベストの3分00秒19で9大会連続の世界陸上北京大会の出場権を手にした。
中島は「昨日の課題が修正できた。ハイレベルなレースの中で出場権を獲得できたのはチームも良い成長になった」と話し、世界陸上北京大会に向けては「名古屋(アジア大会)でしっかり金メダルを獲る。北京では着順で決勝に残ってメダルを獲る」と力強く語った。
去年9月の東京世界陸上で初の決勝に進出した混合4×400mリレーは敗者復活戦の1組に入り、ベルギー、フランスと日本よりパーソナルベストが速いチームとの勝負となった。1走は平川慧(20、東洋大学)、2走は井戸アビゲイル風果(24、東邦銀行)、3走は佐藤拳太郎(31、富士通)、アンカーは松本奈菜子(29、東邦銀行)と予選と同じメンバーとなった。
1走の平川は落ち着いたレース展開を見せたが、残り100mでスタミナが切れて、前に付いていけなかった。それでも2走の井戸が好走、トップスピードで入ると、一気に2位に上がった。最後も接戦で2位で3走の佐藤へ。トップはベルギー、2位日本、3位カナダの順位でアンカーへ。松本も終盤までは2位をキープ、最後の直線でカナダにかわされてしまい、3位、世界陸上出場権獲得まで0.07秒届かなかった。
井戸は「悔しいですね。ここで2着に入るのが目標だったので、悔しいです」と話し、佐藤は「世界陸上の切符をここで決めるっていう意気込みで臨んできたのです。もうそれが叶わなくて悔しい」と口にした。
アンカーの松本は「このまま行けば世界陸上出場権の順位でゴールできるところが、前のベルギーを追ってと抜かしていく気持ちで走ったんですけど、順位を落とす形になってしまって本当に申し訳ないですし、すごく悔しいです」と言葉をふり絞って答えた。

















