「憲法9条は守るべき」、「武力を準備してドンパチで負けないのが強い国なのか」そう語る自民党の元重鎮がいる。古賀誠元幹事長、85歳。国会で行われている憲法9条の改正議論、そして政府が大きく舵を切った殺傷能力のある武器輸出について語った。

古賀元幹事長「戦争が近づいてくるような怖さを感じる」

自民党の古賀誠元幹事長(85)は、太平洋戦争で父親を亡くし、遺族会の会長も務めてきた。憲法9条には世界を平和にする力があると話す。

日下部正樹キャスター
「今の政治家に言ったら、どういう反応が返ってきますか?」

自民党元幹事長 古賀誠氏(85)
「『またか』という人と、『そんなことは理想論より夢物語だろう』と言う人と、そんな感じの答えしか返ってきません。返事くれるならまだいい。何も言わずに、せせら笑われているのではないかと思うむなしさ。だんだん戦争が近づいてくるような怖さを感じる」

2026年3月、武器の輸出について問われた高市総理は…

高市早苗総理
「私たちの身のまわりには、防衛産業から生まれたものによって、便利になったものがたくさんある。そして国をしっかりと守る、そういう時代に入っていると思う」

この1か月後、政府は殺傷能力のある武器の輸出を原則、認めることを決定。安全保障政策の大転換となった。

自民党元幹事長 古賀誠氏(85)
「今の若い方々の平和とか戦争というものに対しての考え方は、極めて理屈で割り切る。戦争・平和というのは理屈で割り切れないもの。政治家はもっと戦争と平和に対して歴史を検証する。平和憲法というものの今日までの歩み、そういったものを勉強してもらいたい」