あすから連休が始まりますが、福島県内では、目撃が倍増しているクマへの注意が必要です。GW期間中、にぎわう郡山市の観光牧場ではクマ対策に取り組み、来場者を受け入れています。
関根佑記者「牧場ではこれまで園内に向けたスピーカーのみを設置していましたが新たにクマよけのために山に向けたスピーカーも設置しました」
郡山市の石筵ふれあい牧場です。自然豊かな環境で動物との触れ合いを楽しむことができます。
周囲が山に囲まれているこちらの牧場。去年、周辺ではクマの目撃が6件あり、対策を進めています。
郡山市観光交流振興公社 内田雅哉さん「まずは場内に(クマが)入らないということが第一前提なのでお客様の安全安心が第一で対策をしている」
県内ではクマの目撃が相次いでいます、
県警によりますと今年は、4月30日までに193件の目撃が寄せられていて去年よりも150件以上増えています。
郡山市では先月8日、クマ1頭が市街地に出没し、市内では初めてとなる緊急銃猟が行われました。
牧場では、これまで周辺に電気柵を設置して、クマの侵入を防ぐ対策を行っています。さらに去年は、クマよけのために山側に向けて音を流すスピーカーを新たに設置しました。また、人が多く集まる土日には、花火を使用して威嚇を行うなどの対策を行っていて、これまで牧場内での目撃はないということです。
例年、ゴールデンウィークは、1日あたり多い日で5000人が訪れる石筵ふれあい牧場。安全対策を実施して来場を呼びかけています。
郡山市観光交流振興公社 内田雅哉さん「お客様の安全を第一に考えているのでお客様には楽しんでいただけるような施設でありたいので安心して来ていただければと思います」
こうしたなか、先月8日に緊急銃猟が行われた郡山市では、市や捕獲隊、警察など約20人が集まり緊急銃猟をめぐり意見を交わしました。
郡山市の齊藤紀明副市長は今回は都市部を含む事例で全国的にも例が少なかったと振り返ったうえで・・・。
齊藤副市長「いつ今後また発生するとも限りません。しっかり我々の今回得た知見、結果等について振り返って今後に生かして参りたい」
会議では初動に人海戦術で対応して、最も近い場所で5メートルほどに近づき過ぎた。役割分担の明確化が必要だなどの意見が出ました。
郡山市では秋までに都市部を想定した訓練を行うとともに、都市部で麻酔銃を使った仙台市の事例も参考に今後の対策を練ることにしています。
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