スイーツなどの香りづけに欠かせないバニラ。
宮崎県新富町では、香りのスペシャリストの調香師がバニラの栽培から発酵などを一貫して行う日本で初めての取り組みが行われています。
新富町にある広さ40アールのハウスで栽培されているのはおよそ7000株のバニラ。
(三浦功将記者)
「鮮やかな緑色のこちらの花。受粉に成功しますと9か月かけて実を大きくしながら香りの成分を蓄えていくということです」
栽培しているのは香料の製造・販売を手がける東京の「小川香料」が設立した「みやざき新富ファーム」です。
「みやざき新富ファーム」は2022年からバニラの試験栽培を始め、香りを作る調香師が発酵や乾燥まで一貫して手がける日本で初めての事業に取り組んでいます。
バニラの主要産国はアフリカのマダガスカルで温度調整が難しいとされていますが、今年は多くの花が開花。
1日は記念式典が行われ、河野知事や新富町の小嶋崇嗣町長らが受粉作業を行いました。
(みやざき新富ファーム 鈴木一厳社長)
「宮崎のバニラでしか味わえない美味しさ豊かな香り、そういったものをお届けできるような新しい品質を作っていくことも可能ではないかと思っているので、楽しみにしてもらえればと思っている」
バニラの収穫は来年2月の予定で、乾燥などを経て100キロのバニラビーンズの生産を見込んでいますが、「みやざき新富ファーム」では2031年ごろにはおよそ1500キロの生産を目指すとしています。
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