石川県内にプロスポーツのトップチームが新たに誕生します。石川を拠点とする金沢ポートの卓球のプロリーグ・Tリーグへの来シーズンからの参入が承認され、チーム関係者が新年早々、意気込みを新たにしています。

卓球のTリーグは、国内トップレベルの選手たちの活躍を契機に、競技人口の拡大やさらなる競技力の向上を目指し、2018年から男女のリーグ戦が行われています。現在は男子4チーム、女子6チームが参入していて、年間約100試合のレギュラーシーズンと優勝チームを決めるプレーオフが行われています。

Tリーグ加入のチーム

このTリーグの男子に来シーズンから加わるのが、金沢市を本拠地とする金沢ポートで、先月、卓球のプロリーグ・Tリーグ男子への参入が晴れて認められました。6日は、オーナーとなる春日文博社長や西東輝代表ら関係者5人が県庁を訪れ、馳知事にこれまでの経緯を報告しました。

Tリーグに参入後、ホーム戦は、いしかわ総合スポーツセンターや小松市総合体育館などでの開催を予定していて、練習拠点は金沢市内に置くということです。

金沢ポート 西東輝代表
「私も北海道出身だが石川の皆様にかわいがっていただいている。おもてなし精神を持った上品なチームにしたい」

金沢ポート 西東輝代表

金沢ポートでは今後、今シーズンが終了する4月以降に所属する選手を獲得するなど、7月末に予定される新シーズンに向けチームが本格的に動き出します。