新潟市は、児童や高齢者らの個人情報 約1万4500人分を紛失したと、5月1日に発表しました。
紛失したのは民生委員に配布していた名簿で、市のずさんな個人情報の管理体制が見えてきました。
【新潟市福祉部 上所 美樹子部長】
「当該名簿に記載されている市民の皆様には、大変なご迷惑とご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます」

紛失したのは、児童や高齢者らの氏名・住所が記された名簿、約1万4500人分です。
新潟市は、地域の見守り活動に役立ててもらうため、17歳以下の子どもと、見守りや支援が必要な高齢者、災害時に助けが必要な人の名簿を民生委員に提供していました。

去年、一部の民生委員が名簿を廃棄していたことが発覚し、全ての民生委員から名簿を回収したところ、全1375の区域のうち186の区域で紛失したり廃棄されたりしていることが分かったということです。

新潟市は民生委員に対し、外部への持ち出しやコピーなどを禁止し、紛失に注意するよう伝えていたとしたうえで…
【新潟市福祉部 上所 美樹子部長】
「適切な管理をお願いしていたが、本市が名簿の管理方法を明確にしていなかったことなどが、今回の事案発生の主な要因」
また、民生委員から返却を受け、新潟市が廃棄した名簿についても記録をとっていなかったことを明らかにしました。

【新潟市こども未来部 山本 幹彦部長】
「(民生委員に名簿を)持ってきてもらい、市でシュレッダーはかけているが、どなたの分をいつ預かったのかという記録をこれまでとっていなかった。その分についても確認ができないということで紛失に含めている」

新潟市は今のところ、「外部への情報流出は確認されいない」としていて、「民生委員への研修などを行い情報管理を徹底したい」としています。














