宮城海上保安部の巡視船から重油が漏れ出した問題で、宮城県塩釜市の佐藤光樹市長は廃棄するワカメなどの回収にも費用がかかっていると述べ、海上保安庁に早期の補償を求めました。

塩釜市・佐藤 光樹・市長:
「国家賠償だということは分かっておりますが、この1か月でも経費が相当かかっている。一時金でもいいから。そうしないと生活が成り立たないというのが生産者の皆さんのお声」

5月1日の定例会見で塩釜市の佐藤市長は廃棄するワカメやコンブの回収にも経費が掛かっているとして、海上保安庁に対し早期の補償を求めました。また、4月30日に漁業者と共に海上保安庁を訪れ、直接要望活動を行ったことを明らかにし、この中で海上保安庁からは、謝罪と共に早期の補償に全力を尽くすとの言葉があったということです。

一方で、補償は査定に基づき行われるためどこまで対象になるかは、現時点でわかっていません。塩釜港で巡視船「ざおう」から重油1万5000リットルが流出した問題では、塩釜市と七ヶ浜町でワカメやノリの出荷がストップし水産加工や運送などの関連業界にも影響が広がっています。