中東情勢の緊迫化を受けた石油価格の高騰で、バス業界も苦境に立たされています。青森市営バスでは4月分の軽油価格が1リットルあたり200円を超すなど、歴史的な価格高騰となっています。
資源エネルギー庁によりますと、青森県内の最新のガソリン価格は1リットルあたりレギュラーが168.4円、軽油が158.7円、ハイオクが179.5円でいずれも2週連続の値上がりとなっています。
石油情報センターは今後も170円前後で小幅な値動きが続くと見ています。
山木拓也 記者
「燃料費の高騰は、県民の生活を支える公共交通機関にも大きな影響を与えています」
青森市営バスは40路線164系統で運行していて、平日は1日平均で1万800km超の距離を走ります。原油価格の高騰でバス業界が窮地に立たされています。
青森市交通部管理課 今村剛志 課長
「3月の中旬から影響が出ている。5月の入札も高い金額になっている。青森県石油商業組合と連携を取って、緊急時は業者を紹介してもらう対応を取っている」
バスに使われる軽油の価格は一般競争入札で決まりますが不調が続き、4月分の価格は1リットル当たり218.5円。中東情勢が緊迫化する前の1月の108円と比べ2倍超となっています。
5月も172.7円と高止まりが続いています。
青森市交通部管理課 今村剛志 課長
「高騰が続くと、なかなかうちも走らせることができなくなってしまうのもある。できるだけ早く値段が落ち着いてもらって、バスの運休などがないように努めていきたい」
同じく八戸市営バスでは、4月分は一般競争入札の辞退が相次いだうえ、予定価格を上回り入札が成立せず、急遽、随意契約に切り替えたものの189.2円となり、1月分の約1.75倍に。
5月分は149.6円と値下がりしたものの、100円台だった1月、2月を大きく上回っています。
これまでのところ運行への影響は出ていませんが、原油価格高騰で公共交通機関にも影響が及びかねない状況となっています。
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