体を縄で縛った男性が高さ7メートルの橋から逆さ吊りに。

9年ぶりに行われた千曲市伝統の厄よけの神事です。

雨宮坐日吉神社で、29日行われた「雨宮の御神事(あめのみやのごじんじ)」。

午後1時。天狗の面を被った「御行司」が神社に入ると、祭りが始まります。

厄除けや五穀豊穣などを願っておよそ500年以上前から伝わるとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

祭りを盛り上げるのは勇壮な「獅子踊り」。

3年に一度行われてきましたが、新型コロナの影響で中止や縮小を余儀なくされ、今年は9年ぶりの通常開催となりました。

(御神事踊り保存会・岩佐元嗣会長)「人々が平和に何事もなく、平和に暮らせるようこの祭りを行っている」

踊りを披露しながら地区を練り歩きます。

開始からおよそ4時間。子どもたちの威勢の良い掛け声とともに、神輿も通りを進みます。

すると・・・。突然、一斉に走り出しました!

後ろからやってくる悪霊から逃げる「早駆け」です。

さらに・・・。入り乱れた見物客が手を伸ばすのは・・・。紙でできた獅子のたてがみです。

たてがみをはぎ取る「化粧落とし」はクライマックスへの準備。

持ち帰るとご利益があるとされています。

「とれました!うれしいです!」「今年は上手くいきそうで~す」