震災で墓を失った人のために生まれた「樹木葬霊園」

これまで支えてくれた人に寄り添いたいと、市堀さんは息子とともに、壊れた本堂跡地の活用方法を長らく模索してきました。たどり着いたのが、震災で墓を失った人のための樹木葬霊園です。
永福寺の現住職である息子の市堀孝宗さんは「能登は自然豊かな地域ですから、無機質な石をたくさん配置するよりも、樹木葬ならではの花々をたくさん生けて、能登の方の原風景に寄り添える形が、この樹木葬なんじゃないかなと思いました」と話します。
樹木葬霊園ができて初めての春、色とりどりの花が住民たちを迎えました。
「うちもお墓が潰れてしまっている。朝市のほうはまだ入れないもんで、こちらのほうに移動してきました」と語る女性の姿もありました。

孝宗さんは「来園された皆さん一人一人が、交流が生まれるような場所になっていただければ、地域の活性化にもつながるのかなと」と語ります。














