「漁場が疲れている」豪雨・暑さで異変?
一方、ここ数年は「海底での異変」が浮き彫りとなっています。かつては、中国地方最大級と言われるほどのアマモが生息していましたが、2018年7月の西日本豪雨で環境が一変しました。

広島大学 作野裕司教授
「昔は踏み場もないくらい生えていた。豪雨・暑さが影響して、瀬戸内海全体でなくなっている」
一方、ことし秋に出荷を控えるカキを生産者に見せてもらいました。
新名水産 新名剛敏さん
「口をけっこう開けている。カキは死ぬと、すぐ口を開ける。最近は多く、3割から4割が死ぬ。その程度なら何とかなるが、2025年のように8割から9割も死ぬと、どうにもならない」

今回のプロジェクトで目指すのは、海のリアルタイムな情報を生産者に届けることです。
広島大学 作野裕司教授
「水質のパラメーター(数値)が分かれば、あらかじめ被害を最小限に食い止められる。いかだを動かす、水揚げを早めるなど、役に立てれば」
新名水産 新名剛敏さん
「畑や田んぼと一緒で、半世紀以上、仕事をしてくれた漁場が疲れている。かつての海を取り戻さないといけない。次の世代につなげたい」














