去年、9割が大量死した広島県呉産のカキ。残りの1割が、ようやく食べごろを迎えました。産地の危機を救おうと、2026年春に大型プロジェクトが船出を迎えました。壊滅的な被害から海をどう守るのか。再生への挑戦を追いました。

呉市安浦町に広がる三津口湾。カキいかだに設置されているのは、広島大学が運用する装置です。海面から下層までの水温を、自動的にデータで記録しています。

広島大学 作野裕司教授
「夏場ほど水温差が大きくなる。下層が貧酸素になる。去年のへい死を受けて、今後どうなるかを見守る。私たちのプロジェクトの1つ」

先月上旬、広島大学と呉市の共同会見が開かれました。国から年間約2億円の支援を受け、大型プロジェクトが発足。カキの大量死や海の災害リスクなど、幅広い課題の解決に挑みます。