4月29日は山口市出身の詩人中原中也が生まれた日です。

山口市では中也に関連したイベントや詩人の登竜門とされる中原中也賞の贈呈式がありました。

朗読
「光は揺らめき影は踊り潮の香りが記憶をくすぐるここは誰のものでもなくただ、命がめぐる場所」

中原中也記念館では中也ファンら20人が中也の残した詩やオリジナルの作品を朗読しました。

集まった人たちは中也への思いを声に乗せてそれぞれのことばを披露していました。

また、市内のホテルでは中原中也賞の贈呈式が行われました。
今年の受賞作は京都府の成清朔さんの詩集「彼方の幽霊」です。

19編からなる詩集で自費出版されました。

蜂飼耳 選考委員
「私たちを自由にしてくれることばがこの詩集の中にあちこちにあると私はよみました」

カニエ・ナハ選考委員
「すごく個人的なささやきのようなものがでもすごくわれわれの耳を引き寄せる魅力、あるいは魔力のようなものを持っている」

贈呈式には成清さんは欠席でしたが「詩がここに在ってよかったです。自分が生きていくというそのことの側で出会うことができて。
だからこそ、この先も自分は書いていこうと思います」とするメッセージが読み上げられました。