去年の交通事故死者は、前の年より3割以上増加した岡山県。岡山西警察署では「交通事故を未然に防ごう」と、新年ならではの取り組みが行われています。


警察署の1階ロビーに設置されているのは、「おみくじ」です。岡山西警察署が行っている「開運・交通安全運だめし」です。

岡山県警によりますと、昨年交通事故で死亡した人は74人で、前の年に比べ17人増えました。

増加する交通事故を減らそうという運だめしでは、おみくじを引くと、それぞれの運勢に合わせ反射材などの啓発グッズがもらえます。

(おみくじを引いた人)
「小吉でした。やはり車もたくさん乗りますし、こどもの安全のためにも私自身も気を付けて過ごしたいなと」

(岡山西警察署 田村洋史 交通第一課長)
「ひとりひとりが交通事故を起こさない、起こされない。被害にも合わないという意識をもってもらって、皆さんひとりがひとりが気をつけていただければ」

「開運・交通安全運だめし」は1月20日まで設置される予定です。警察では日没時間が早いため、ドライバーにも注意して運転するよう呼び掛けています。