核軍縮への道筋などを話し合うNPT再検討会議がアメリカ・ニューヨークで始まりました。イランの副議長選出をめぐり、開幕直後から非難の応酬となりました。

NPT=核拡散防止条約の再検討会議は、核軍縮や核の不拡散などに向けた取り組みについて話し合うため、5年に1度開催されているものです。

国連 グテーレス事務総長
「苦労して築き上げたルールや軍備の規制が崩壊しつつある」

グテーレス事務総長は条約への信頼が損なわれつつあると危機感を示したうえで、「条約に再び命を吹き込みましょう」と訴えました。

一方、副議長選出の手続きをめぐり、アメリカがイランの就任に異議を唱えるなど、波乱の開幕となりました。

アメリカ ヨー国務次官補
「米国はイランが核の不拡散で主導的な役割を担うことに同意しない」

これに対し、イラン側はアメリカとイスラエルによる攻撃に触れ、「核不拡散体制への攻撃を意味する」と反論しました。