文部科学省が行使した2回目の質問権について、旧統一教会が回答文書を送付したことがわかりました。文書は回答期限のきょうにも文科省に到着するとみられます。

旧統一教会はきのう、段ボール4箱分の回答文書を文科省へ郵送しました。段ボールの中には、回答文書などが大型バインダー10冊ほどにまとめられているということです。

文科省は先月、旧統一教会に対し2回目の質問権を行使しました。その際、文科省は、教団や信者の不法行為を認めた民事裁判の判決などに関する資料を求めたほか、教団が2009年に行った“コンプライアンス宣言”がどのように運用されているかなどについて回答を求めました。

文科省は今後、回答内容を精査し、3回目の質問権を行使するかや、教団の解散命令の請求をするかどうかを判断することにしています。