いよいよ大型連休!静岡県内屈指の観光地・熱海市で”夜の熱海観光”をアピールする新たな取り組みがスタートしました。最終目標は、新たな宿泊客の獲得です。

4月29日からの大型連休、旅行代理店のJTBによりますと、物価高の影響から旅行の費用を抑えて近場かつ短期で済ませる「安・近・短」の傾向があるといいます。

26日夜の熱海海上花火は大型連休の前にも関わらず、約5500人の人出がありましたが、花火会場に隣接する中心街への客足はというとー

<観光客>
Q熱海の夜の街に行く予定は?
「うちは今はないですね、子どももいるので」

<観光客>
Q熱海の商店街に行く予定は?
「えー?まだやっているんですかこの時間で」

日中は食べ歩きや観光スポット巡りでにぎわう熱海ですが、長年課題となっているのが「夜の街の魅力づくり」です。

こうした課題を解決しようと観光地域づくり法人(=DMO)の熱海観光局が今月始めたのが「ATAMINIGHTBASE」です。

夜に気軽に遊べる拠点を中心街の飲食店の一角に設置。宿泊補助券が当たるくじ引きやヨーヨーすくいといった“縁日体験”を満喫できます。

<観光客>
「楽しい、小学生に戻れました」

また、夜の街歩きを楽しむイベントもー

<観光ガイド 戸井田雄さん>
「ニューアカオ、後楽園の向こう側に網代というまちがあって…」

観光名所が徒歩圏内に点在する熱海の特性を生かして、地元の観光ガイドによる少人数ナイトツアーを無料で実施しています。

<観光ガイド 戸井田雄さん>
「街歩きという形で実際に案内しながら、楽しんでいただければという思いでやらせていただいています」

熱海の宿泊客は、2025年は年間で約320万人とコロナ前を上回る水準に回復しました。熱海観光局は、まずは夜の熱海観光を来訪者に楽しんでもらい、宿泊観光に結びつけたいとしています。

<熱海観光局酒井剛士・常務理事>
「夜の街に活気が出てくると宿泊の方もまた来ていただけるので、どんどんどんどん熱海のお客様が増えて、流行に左右されない街になる」

夜の魅力を発信する観光戦略が宿泊客の獲得につながるか。熱海観光の新たな取り組みに期待がかかります。