件数減っても焼失面積は増 専門家は温暖化による「負のスパイラル」指摘
林野庁のデータによると、山林火災の出火件数はここ4年で減少しています。一方で、焼損面積は倍以上に増えています。

【山林火災】
▼2020年
出火件数:1239件
焼損面積:449ヘクタール
▼2024年
出火件数:831件
焼損面積:1073ヘクタール
出火件数は減っていますが、大規模な山林火災が増加しているといえるのかもしれません。
そのため火災が発生すると、消火が難しいということなのではないでしょうか。
東京理科大学の桑名一徳教授は「火災に対して、危機管理の意識が高まっているので件数は減少。ただ、極端な気候変動により地表が乾燥していて、火災が発生すると被害が広がってしまう」としています。
また、桑名教授は、温暖化による山林火災の“負のサイクル”についても指摘します。

【温暖化→乾燥→山林火災→二酸化炭素濃度上昇】
「温暖化」によって乾燥地帯が増え、
「乾燥」によって山林火災が増える、
「山林火災」が増えると二酸化炭素濃度が上昇し、
「二酸化炭素濃度が上昇」することで、また温暖化が進む。
この負のサイクルを、どこかで断ち切らなければならないといいます。
日本は、地震については意識を高く持っていると思いますが、火災については考える部分があるように感じます。














