創業50周年を迎えたダイソーが小中学生にアイデアを募集。そこで開発された「ダイソーれた商品」とは?

■子どものアイデアをもとに52商品を開発

齋藤慎太郎キャスター:
ダイソーが子どもたちと商品の開発を行いました。52商品ということで、すでに販売が開始されているものもあります。

15歳までの子どもを募集して、そこから厳選された19人と、「“ダイソーれた”ことをやる課」というものをつくった。

この19人に、例えば「シャボン玉を作りたいからアイデアをください」といったテーマを与えて、みんなで考えるというものになってる。

そして、ダイソー大好き中学1年生が開発したのが「バブルリコーダー」

シャボン玉は“吹く”もの。リコーダーも“吹く”ものということで、これらが一緒にできたら面白いのではないかというアイデアでこのようなものが生まれた。音も鳴るということです。発売は5月頃の予定。

齋藤キャスター:
もう1つ、ご紹介します。
中学2年生が「魚へんの漢字練習帳」を作りたいと提案しました。ですが魚へんの漢字だけだとちょっと数が少ない。

そこで完成したのが、「ギョギョッとえあわせ 魚へんカード」

“へん”と“つくり”と、さらに絵が合うと完成するカルタ。補足情報なんかも入っている。これも5月頃発売予定。

■ニーズに合わせて価格にも商品にも幅を!外国人観光客までターゲットに

そんなダイソーですが、いろいろな歴史があるようなんです。
1972年に前身となる「矢野商店」を創業。創業当時は、各地を移動しながら雑貨を販売する露天商だったわけですが、100円均一になったきっかけがありました。
お客さんが「これいくら?」聞いてくる中で、売っている商品が多くてわからなくなってしまった。そこで「もう全部100円にしてしまえ!」ということで、100円均一になったわけなんです。

当時の物価で考えてみますと、コーヒー1杯が115円。そして平均月収が約14万円。そんな中での100円均一。2022年で50周年。物価も上がってきた中で、しっかりと今も100円を保っているということになります。

しかし実際のところ、100円均一ではなく、110円を超えるものもあるんですが、これについて広報に聞きました。

ダイソー広報「お客様のニーズに応えるため価格帯を広げて展開しております」

値上げをしたわけではないということです。ちなみに現在、最も高い商品は何だと思いますか?

ホランキャスター:家電?家具?

齋藤キャスター:絶対に当たらないと思います。正解は…