日本のペットボトルのリサイクル率は高水準! しかしその裏には課題も…

PETボトルリサイクル推進協議会によりますと2024年度、日本の使用済みペットボトルのリサイクル率は85.1%で高い水準で推移しています。

ただ、ペットボトルのリサイクルに詳しい東北大学大学院の吉岡教授は、数字だけでは測れない面があると話します。

東北大学大学院環境科学研究科 吉岡敏明 教授:
「(日本のリサイクルは)いまは完璧に遅れています。リサイクルされた製品を使おうとするところ(企業)が少ないです。(消費者が)非常に高品位なものを求めてしまう。ちょっと異物が入っただけでこれ使えません、というふうになる」

吉岡教授は、異物が入ったものをリサイクルするには高額な設備の導入や特殊な技術の研究が必要で、企業が二の足を踏んでいると指摘します。メーカーがリサイクル素材を用いる割合を高めることで、リサイクル素材を作る事業者がコストをかけてでも設備を導入するきっかけになると話しています。こうした好循環に加え、更なるリサイクルにつながる事例もあります。